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2024 .11.16
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詳しく書いてないですが致してるので未成年閲覧禁止
パス設定てサンドボックス?使うんですかね

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ばちりと音がした。
それと同時に焦げた臭い。
情事に似つかわしくない異物に気分を害された。
元は何処だと探ると、どうやら発生源はしがみ付いている男のようだった。
何の音だと問うたが自分の状況も掴めないらしいおぼろげな視線と喘ぎしか返ってこなかった。
仕方がないので自力で探ることにする。
臭いと、時々ぱちりと鳴る音を頼りに男の体をくまなく調べた結果、頭部から発生しているらしい。
繋がって座高が大体同じ高さになっているので、男を下に押さえ込みつつ更に調べようとすると、
押さえつけた身体が抵抗の色を見せた。
「苦しいのは分かるが我慢しろ」
そう言って続行するが言うことを聞くどころかますます暴れだしはじめた。
暴れる分だけばちばちと鳴る頻度が増えてきて、音と男の動きが何かしら関連していることが分かる。
頭部に触れるとやはり異常に熱が集まっている。
これはもしや、ショートする寸前なのでは。
そう思った矢先縋りついていた指が背部の装甲を抉り、一際甲高い声を上げて締め付けてきた。
軽い痙攣を繰り返した後、ぐったりと脱力した男を見て、漸く繋がったままだということに気づいた。

「馬鹿かお前っ、死ね!」
「悪かった、と何度も謝っただろう」
「謝って済む問題か!大馬鹿野郎!!」
馬鹿、大馬鹿、野蛮ロボットとしつこいくらいに罵られている。
接続状態であることに気づかずに無理をさせてしまったことは認めるが、いい加減機嫌を直してもらいたい。
それになにより、先のことが気がかりだ。
「ビッグ」
「な、んだ」
殴る形で振り上げていた腕を掴み詰め寄ると、怒気が若干薄れた。
「医務室行くぞ」
その言葉に唖然とした表情のまま静止していたが、見る見るうちに先程よりも険しい表情になった。
「なんなんださっきから!!」
「お前の頭が心配なんだ」
「なっ・・・・・・!!」
深く考えず有体のまま言ったせいで益々機嫌を損ねてしまったが、今はまだそれに気づけなかった。
「ふざけるな!お前本当に意味が分からん!!」
「ああもう、黙って来い!」
忍耐が切れ、力任せに押さえ込んで引きずることにした。
騒ぐ口を塞いで、もし重大なエラーでも見つかったらどうするべきか考えながら。


【診断結果 : 我慢のしすぎ】


「お前のせいで大恥かいたぞ!!」
「ならもう少し素直になったらどうだ!!」


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