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2024 .11.16
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ついったお題です。短文





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じっと睨み合いが続く

別に戦場でのことではない

唐突に起こるのだ、こういうことが

ただ視線がかち合ったのを発端に、この長い長い時間が消費されていく

もったいないとも思うが、やめたいとも思えない

そそくさと離れていく連中には申し訳ないが先に逸らしたら負けたような気分になる

だからこの睨み合いはやめられないのだ

多分



身長に若干の高低差がある

上に注意を向けるやつなど滅多に無い

だからこそ、視線を交わすのは稀だ

不意に意識に侵入してくる金の双眸から目が離せないのは仕方の無いことだと弁明する

長い長い時間をかけて、喉元までせり上がってくる何か

それを吐き出すことは、重大なことのようでもあるし、取り返しの付かないことでもある気がする

だから何もしない、何も言わない

今は、この関係のままでいいのだ

いずれは

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